撮影時間16:50 天気:晴れ

野川沿いの木に止まるモズ

野川沿いを歩いていると、普段中々見かけない鳥を発見しました。野川沿いのきたみふれあい広場へ上がる階段のすぐそばで鳴いているスズメより一回り大きい鳥で、モズでした。

モズは、スズメ目モズ科になり、食性は昆虫、カエル、トカゲ、ネズミ、小鳥、魚や木の実も食べます。

モズの早贄が有名だが、早贄をする理由は猛禽類の様に捕まえる力が足に無いために、枝や鉄条網に刺すと言われています。風説ですが、雪国では、早贄の高さで、雪の積もる高さが分かるとも言われているそうです。

モズは百舌鳥とも表記されますが、メジロやウグイス、コジュケイなど他の鳥の鳴き声も真似できることから百舌鳥と名付けられているとの事。今回もウグイスの声を聞いた気がしたが、もしかしたらモズだったのかも。

生態としては、秋と春の行動が分離していて面白く、秋の11月頃にオスメス関係なくナワバリ争いを始め、ナワバリをを持ち始める。春になるとメスがオスの縄張りを行き来してパートナーを選ぶ習性があるらしいです。そのため、今日見たモズは、明日も周辺の縄張理にいる可能性が高いと言うことですね。

大阪にある百舌鳥古墳群に、仁徳天皇(4世紀末〜5世紀前半)の古墳がありますが、仁徳天皇が古墳工事を行っていたところ、鹿が走り出して群衆に襲いかかりそうになった時に直前で倒れ込み、調べてみたところ耳から1匹のモズが飛び立って行ったことから百舌鳥耳原と呼ばれる様になったらしく、今では大阪府と堺市の鳥になっているとの事でした。参照:http://www.oda-net.jp/news-backnumber/new/07_0298.pdf

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